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この気持ち止められない キミのこと好きだから

第8章 俺の彼女だから

あ~眠いなぁ。
あっ、早くして美海を迎えに行こう♪

慧「おはよう。」
慧:母「おはよう。めずらしいじゃない(笑)」
慧「そんな事ないよ(笑)」
慧:母「朝ご飯食べてよ♪」
慧「わかってるよ。」
慧:母「一昨日お隣に挨拶に行ったんだけど、慧と同い年の娘さんがいるのねぇ。」
慧「中学も高校も一緒だよ。」
慧:母「そうらしいわねぇ。慧の部屋に合った写真の娘さんよねぇ(笑)」
慧「そうそ・・・はぁ?なに見てんだよ!!」
慧:母「慧の好きな女の子はチェックしてるわよ(笑)」
慧「やめてくれぇ!!」
慧:母「で、どうなの?進展あった?」
慧「ごちそうさま。」
俺が歯を磨いてる時まで、母さんが聞いてきた。
慧「行って来ます。」
慧:母「ちょっとぉ!!」
ドアを開けると美海が待ってた。
慧:母「あら♪」
美海「おはようございます。慧くん、おはよう♪」
慧:母「へぇー、そうなんだ(笑)」
慧「なんだよ。」
慧:母「慧の事よろしくね♪」
美海「こちらこそ、よろしくお願いします。」
慧「おはよう♪美海、行こう。」
俺は美海の手を繋いで早歩きする。
美海は母さんに頭を下げてから
美海「慧くん待って!!歩くの早いよ!!」
慧「あっ、ごめんごめん。」
美海「あっ!!」
急に俺が立ち止まったからか美海が俺の足につまずいてコケそうになった。寸前のところで俺が支えたから大丈夫だったけど危なかった!!
慧「ごめん。」
美海「ううん。私が足元よく見てなかったから、私のほうこそごめんね。」
改めて一緒に歩き出す。
美海「昨日は楽しかったね。」
慧「そうだね。今度はどこ行こうか?映画でも行く?」
美海「ホラー映画は苦手だから・・・。」
慧「そうだなぁ。また調べとくよ。」
美海「慧くん、ここちょっとはねてるよ。」
美海が背伸びして俺の髪を触る。
慧「鏡見てきたんだけどなぁ(笑)」
なんて言いつつ、美海に軽くキスをすると顔が真っ赤になってしまった。
慧「美海、顔赤いよ(笑)」
美海「・・・だ、だって・・・。」
慧「さっ早く学校行こう♪」


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