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この気持ち止められない キミのこと好きだから

第8章 俺の彼女だから

教室に入ると
メイ「美海、伊井尾くんと付き合ってるってホント?」
美海「うん。」
メイ「そうなんだ!!」
真央「美海おめでとう♪」
美海「ありがとう♪」
いきなり黒木に壁ドンされて
メイ「伊井尾くん!!美海の事を泣かしたら承知しないからねぇ!!」
慧「わ、わかってるよ!!」

それを隣のクラスの女子が見て
女子A「あの子ムカツクわぁ。なんでよりによって伊井尾くんがあんな子と!!」
女子B「あんた伊井尾くんの事、好きだったの?」
女子A「そうよ!!」
女子B「でも伊井尾くんって中学の時から上村さんの事、好きだったみたいよ!!」
女子A「えっ⁉」
女子B「変な事しないほうがいいよ。」
それを聞いてた上井が
真央「美海になにかしたら許さないからねぇ!!ねっ伊井尾くん!!」
女子A「えっ⁉」
慧「俺の彼女になにかしたら許さないよ。」
女子A「えっ⁉あの・・・。」
慧「とにかく、そういう事だから!!」
後ろを見ると美海の不安そうな顔が見えた。
慧「美海、大丈夫だから。」
美海が下を向いてしまった。
メイ「美海どうしたの?大丈夫だよ。泣かないで!!」
真央「今までの事があるから不安なんだよね?でも、もう大丈夫だよ。はい、伊井尾くんお願いね。」
俺は二人に「よろしく。」と言われ、下を向いたままの美海の手を引いて、裏庭に行った。
慧「美海、不安?」
美海「・・・少し。」
美海の頭を撫でながら
慧「大丈夫!!美海は俺が守るから、心配しなくていいよ。」
美海「慧くん。」
慧「俺はいつだって美海の味方だからな!!」
美海「慧くん、いつもありがとう。ごめんね。」
慧「俺の彼女なんだから、俺が守って当然だろ!!なっ、美海もう泣くなよ(笑)」
美海「うん。」

俺は美海を抱き締め、頭を撫でた。




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