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好き心少なからず

第16章 近付きたい~曽根崎×速水~

何となく気になって、同じ作者の本が並んでいる棚へ足を向けた。

適当に本を取って、作品紹介のあらすじを追っていき…

あ、やっぱりそうだ。

やっと内容を思い出した。

映画化もされて、結構人気が出たやつだ。

それにしても、それを速水が読んでる…?

2年の時、同じクラスになったんだけど、毎日本ばっかり読んでるやつだな、って印象で。

修学旅行の時、同じグループになって行動してるうちに、印象が変わった。

何て言うか…その…

結構、可愛いよ…な?

丸くて、くるんとした二重の目が、結構…キた。

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