マジカル☆ステッキ
第6章 初めての気持ち
「ふぅ……ん、ふっ……」
アリサは、じらされていた。
ヨシヒロの手は秘部の周りをゆっくりとはい、時には下肢の付け根へとそれてゆく。
(わかんないけど……っ、なんか……)
そこじゃない。
でも、どこなのかはわからない。
触れてほしい、そう熱くなる秘部は潤みあげ、アリサは腰をよじり悶えた。
ヨシヒロに焦らすテクがあるとは思えない。
しかし、たどたどしく這う指がもどかしくて、触れて欲しくて。
「あ、っ……ふぅぅっ」
「ここ? アリサ……ここがいいの?」
急に訪れた、痒い場所に手が届いた感動。
しかし、アリサのカラダはすでに、その刺激に耐えられないほど熱くなっていた。