マジカル☆ステッキ
第2章 はじまりの村
「……あたりまえでしょ。わたしだってアンタが無理なことはわかってて頼んでんだから」
無謀だとわかっていてもアリサは、やると決めたらやり切る。結果はダメでもやる。
落ちこぼれだと言われても魔王退治をする。
秀才にパーテーに加えてもらえるように交渉もする。
童貞でも勇者とエッチをする。
それがアリサのやるべきことだった。
アリサは先祖代々伝わる家宝を持っていた。
“マジカル☆ステッキ”今は弾力性のあるただのステッキでしかないが、このステッキに魔力を込めるととんでもない威力を発揮するのだ。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える