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第2章 故郷
「このお部屋、使って」
「ありがとう」
「じぁあ、明日ね。おやすみ」
「おやすみ。……ピムも」
ミーシャの足元からピムが覗いていた。
「もっもっ」
――――バタン
ミーシャは部屋の扉を閉める。
長い夜がくる。
「今日は色々あったな……」
ふかふかのベッドで布団に入り、体の力をぬく。
(先生。……僕は明日から、可能な限りゴーレム達を治して回ります。僕は先生に少しでも、近づけるでしょうか……
この街には……先生や僕の望む使われ方をされていないゴーレムがいます。……)
夜もふけ、深夜一時すぎ。
扉をノックする音がする。
「ありがとう」
「じぁあ、明日ね。おやすみ」
「おやすみ。……ピムも」
ミーシャの足元からピムが覗いていた。
「もっもっ」
――――バタン
ミーシャは部屋の扉を閉める。
長い夜がくる。
「今日は色々あったな……」
ふかふかのベッドで布団に入り、体の力をぬく。
(先生。……僕は明日から、可能な限りゴーレム達を治して回ります。僕は先生に少しでも、近づけるでしょうか……
この街には……先生や僕の望む使われ方をされていないゴーレムがいます。……)
夜もふけ、深夜一時すぎ。
扉をノックする音がする。