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eme

第2章 故郷

ミーシャは状態を起こし、ベッドの上に座る。
ゆっくりと、上の服を脱ぎ、そのまま下着も脱ぐ。
たわわに実った二つが、エメの視線を釘付けにする。

「……美しいな」

「……そんなこと、ないよ」

女性を女性たらしめる、曲線。
胸の先でつんと存在する、絶対的な存在感。
エメはじっと見つめる。それは、
まるで美術品でも見ているかのようだ。

ミーシャは布団を持ち上げ、視線を遮った。
「……見すぎだよぅ」

しかし、その仕草はエメを焚き付ける。

「俺も脱ごう」

エメも上の服を脱ぐ。
服の上からではまずわからない、鍛練された筋肉。

「すごい筋肉」

「そうかな?……下も脱ぐよ」

エメがベッドからおり、完全に裸になると、さっきミーシャが形を確かめたそれは、反り立っていた。

「こんなに、大きくなるのね」

「ミーシャのせいだろ」

「それは、そうだね」

ミーシャもベッドの上でもぞもぞと下を脱ぎ始める。ゆっくりとエメが近づく。


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