
禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸(改訂版)
第2章 衝撃的な出来事
「・・・美紀‥‥」
ゆっくりと、私に覆い被さって来る季永さん‥
これが季永さんの素肌のぬくもり??
安心するほど温かい・・・・・
「初めは辛いかも知れないけど、我慢して‥
その内馴れて来るから‥‥」
「う‥うん‥‥」
正直凄く怖い・・
そんな私に気付いたのか、緊張を解すように、何度もキスを繰り返してくれる。
そして‥ゆっくりと、私の顔色を確かめながら、季永さんが挿って来た‥
「あ!‥…痛っ!!
あぁぁぁ‥やぁ!‥痛いっ!!!」
引き裂かれそうな痛みに、思わず私は声を上げる!
痛いとは聞いていたけど、こんなにも痛いものなの!?
「美紀‥力‥抜いて‥‥
今のままだと美紀が辛いだけだっ!」
私の唇を塞ぎ、舌を絡ませ気を紛らわそうとしてくれるけど‥
「はぁ‥あぁぁ!‥んっ‥‥」
季永さんの気遣いで少しは気が紛れたのか、それとも別の理由なのか、少しだけ痛みが小さくなった気がするのは気のせい?
その間も慎重に、そして確実に、季永さんは私の胎内に挿って来る・・
「はぁ‥はぁ‥
美紀‥全て美紀の胎内に挿ったよ…
分かるかい‥美紀の胎内に私が居るのが‥‥」
優しく私を抱き締めて、耳元で囁く季永さんの声‥
季永さんが私の胎内に居るのが‥はっきりと分かる‥‥
「うん‥‥
分かるよ季永さん‥」
まだかなり痛い‥‥
季永さんはそのまま動かないで、私の様子を心配そうに見ていてくれる‥‥
暫くそのまま抱き合っていたけど、私は勇気を振り絞って、季永さんに声を掛けた・・
「・・・
季永さん‥もう大丈夫だから‥
う‥動いて良いよ‥」
「‥美紀‥‥
分かった‥」
私の言葉を受けて、ゆっくりと動き出す季永さん‥
まだ、かなりの痛みと、大きな違和感があるけれど‥‥
胎内の何かを探るように動く季永さん‥‥
ほんの少しだけ馴れて来て、ふと下を見ると、私の脚の間から血が流れているのが見えた‥
(私‥処女失ったんだね‥
季永さんに捧げた‥‥)
良いと思う‥
17才で処女喪失なんて、いっぱいいる‥
季永さんになら良いと思う・・
