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【HQ!!】歌姫少女裏切りを知る

第3章 はじまりは

時は進んで昼休み

花「おーい花音!屋上!GO!」

松「一緒に行こうぜ!」

「はい。今行きます」

昼休みの屋上は男子バレー部の特等席
昔からそうらしい
みんなそれを知っててか屋上に来る人は少ない
ほぼ貸し切り状態だ
・・・なんか、申し訳ないなぁ

ガチャ

及「やっとみんな来たー!」

国「遅いですよ。花音さん」

「「え、俺らは?」」

国「お二人はどうでも良いです」←

「「(゜ーÅ)」」←

岩「んじゃ食うか」←

スルースキル高いですね。岩泉君

「「「いただきます!」」」

国「花音さん、卵焼き食べますか?」

「良いんですか?じゃあ交換しましょう!」

及「じゃあ俺も!」

花「あっ、俺も!」

松「俺もー」

「えっ、」

岩「おい、花音困ってんぞ」

平和だなぁ

ガチャ

倉「すいませぇん!バレー部ですよねぇ?」

及「あ、朝の!倉凪さんだよね?」

倉「はいっ!入部届け持ってきましたぁ!」

及「そのことなんだけどさ、今はマネージャーは花音一人で十分だから、ごめんね。受け取れない」

及川君、私が言った事意識してくれてるのかな
だったら、嬉しいや

倉「でもっ!花音先輩、土曜日はマネージャーしてませんよねっ!?」

「っ!どうして・・・」

自分で言うのは難だけど、私は世界で人気の歌姫?だから、テレビなんかの収録がいっぱいで
部活のない月曜日と土曜日だけ休ませてもらって、一週間分の収録を終わらせる

倉「土曜日は絶対いないって、選手にすごぉーく、負担かけてるんじゃありませんかぁ?その変わりに、私が入るんですぅ!だめですかぁ?」

及「えっと・・・それは特に負担にはならないし、いつも頑張ってくれてるから、これくらいで音をあげちゃ、花音に顔向けできないし!大丈夫だよ!」

倉「でもぉ・・・」

「確かに、負担にはなってるから、とりあえず様子見でマネージャーの仕事してみたりしたら良いんじゃないですか?」

及「花音が、そういうなら・・・」

「ありがとうございます。じゃあ今日から、よろしくお願いします。倉凪さん」

倉「はいっ!よろしくお願いしますっ!」

きっと、大丈夫だよね・・・?

及「何かあったら言ってね。守るから」

「・・・ありがとうございます」

その言葉、信じて良いですか?

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