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【HQ!!】歌姫少女裏切りを知る

第3章 はじまりは

「おはようございまーす・・・」

まあ、まだ誰も来てないよね
朝練始まるのは7時から
今は6時30分だもんね

チャッチャと準備して、ドリンクを作る
すると、いろんな人がパラパラ来る

及「よーし!練習始めー!」

「・・・あれ?あの、及川君、倉凪さん知りません?」

及「え、倉凪ちゃん?うーん・・・7時からって言ったんだけどなぁ。来てない?」

「はい」

及「おっけー!来たら言ってくれる?」

「わかりました」

私はマネージャーの仕事をしようかな





倉「おはようございまーす!あれ?皆さん早いんですねっ!」

「あの、倉凪さん、遅刻、してきたんですよ?何か言うことはないんですか?」

倉「えっ!?遅刻なんてしてませんっ!だってぇ、朝練始まるのは7時30分ですよね?」

及「・・・昨日俺が7時からって言ったと思うけどな?」

倉「あのあと花音先輩に会ってっ!朝練は7時30分って聞かされたんですっ!及川さんが言った7時っていうのは、マネージャーが来る時間って・・・」

・・・はぁ

「・・・私、倉凪さんとは学校以外では会ってませんよね?それに、例えそれが本当だとしても、マネージャーが来る時間には遅れているということですよね?それって、マネージャーとして、どうなんでしょうか?」

倉「そうかもですけどぉ、私、確かに花音先輩がどこかから帰ってくる時に会ってぇ、30分って聞かされたんですぅ!」

「・・・そうですか。私が帰ってきたのは午前1時過ぎですけど、そんな時間に外で会ったんですか?よく補導されなかったですね」

倉「私は補導されないんですぅ!それにぃ、花音先輩こそ、そんな時間にぃ、外にいて良かったんですかぁ?」

「私はお母さんと一緒にいました。それに、私は車の中にいたから、貴方と話すことなんて、できなかったんですけど・・・?」

倉「っ!そんな嘘ついて、私を悪者にしたいんでしょっ!?先輩、酷いっ!!」

「・・・嘘ついてるのは貴方ですよね?例え会ったとしても、あの格好の私では、私の気づくのは一生ありませんよ?」

倉「私はっ!嘘なんかっ、ついてないっ!」

「そうやって、悪者にしたいのは貴方の方じゃないですか?」

倉「違っ、酷いですっ!」

及「ちょっ、花音、言い過ぎじゃない?」

「・・・言い過ぎ?私は倉凪さんに言われたことを言ったまでですけど?」

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