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KIND KILLAR

第2章 I want to know you

O「おおー!ホントにアメリカだよ!すげぇ!!全部でかいよ!!」



キラキラと輝くネオン。



街行く人々が纏う異国の雰囲気。



聞こえる言語も全て知らないもの。



知らない店、知らない道、知らないヒト、ヒト、ヒト・・・。



もうやだ。



翔くんに会いたい。



優しい声で「大丈夫。」って言って欲しい。



俺が付いてるよ、って。



でも、翔くんはもういないんだ。



オレは、1人でガンバんなきゃ。



そう覚悟して、無理してはしゃいでるのに。



両親は、申し訳なさそうに笑うだけだった。


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