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KIND KILLAR

第2章 I want to know you

O「かーちゃんっ・・・!!」



その叫びも虚しく、かーちゃんも、親父と同じように、どさりと膝から崩れ落ちた。



そして、その胸にはナイフが突き刺さっている。



O「っっ・・・!!!」



怖い。



「さとし・・・あたしたちのことはいいからっ!お願いだから、逃げなさいっ・・!!」



「そんなっ・・・!」



でも、オレの方に向き直ったオトコを見て。



オレは。



両親を残して、走り去った。

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