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KIND KILLAR

第4章 Robust you

智くんが身支度をしに部屋から出た瞬間、盛大にため息をついた。



こんなことが、毎朝続いてるんだよな・・・。



毎朝、寝起きの智くんを見て可愛いと思う自分がいる。



そう。認めよう。



智くんはすこぶる!可愛い。



これはもうそこらの美人にも引けを取らないほど・・・とゆーかそこらの美人ならぼろ負けだと思ってる。



智くん以外にはこんな情緒不安定にならないのに。



俺は疲れが爆発してしまったのだろうか。



いやでも確か高校の時も、こう、だったような・・・?



クラスの男子会でも大野ならヤれると言われてたし。



って、俺はそいつらと同レベってことか。



S「はぁ・・・。」



また、ひとつため息が出る。



ダメだ。



もう、考えないでおこう。



そう決めてベッドサイドから立ち上がると、智くん専用の高級スーツをクローゼットから出した。

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