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KIND KILLAR

第4章 Robust you

A「翔ちゃーん!リーダー!おはよー!!」



上半身を車から出して全力で手を振っている雅紀。


朝から元気だな笑



それに抱きつきに行く智くんが可愛い。



J「翔くん、顔、ダラけてるよ。」



S「え!?」



それは気にしていなかった。



そうか、そんなわかりやすい顔をしているのか。



N「なんて言うか、キモち悪いよね。」



J「はははっ。」



S「笑うなよ。」



J「ごめんって。出すよ?」



2人のいちゃいちゃが終わったのを見計らってエンジンがかかった。



後部座席に乗り込んだ智くんは、すぐに俺の肩にもたれて寝始める。



・・・もう何も言えないよ。



いいや、それより仕事仕事。



S「ニノ、今日の予定は?」



N「今日は・・・。会議でしょ?あとねー、俺と2人でお話しね。強制だから。」



S「・・・はい。」



不敵な笑顔に断るすべも無くうなづく。



なんかやらかしたか・・・?



割とマジに怖がる俺に雅紀が追い打ちをかけてくる。



A「2人で、とかあやしいな。翔ちゃん、手、出したら、わかってるよね?」



S「ひぃっ・・・。」



背筋が凍る。



N「相葉さん!?そんな訳ないでしょ。潤くん。この人車から投げ出していいよ。」



そうは言いつつも、ニノが本当に嫌がっていなくて、むしろ嬉しがっているのを知っているからだろう。



雅紀はニコニコと笑いながら、言い返した。



A「にのちゃんったら・・・今日、Sっけ強くない?・・・あ。昨日のプレイ、まだ根に持ってんの?」



N「なっ!!違げぇよっっっ!!あいばかっっ!!」



紅く染まるニノの頬を見て、雅紀が満足そうにうなづいた。

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