
KIND KILLAR
第4章 Robust you
S「で?どうするつもりだよ。」
えげつないハンドルさばきのせいで右へ左へと揺れる車内で、雅紀と作戦を練る。
A「イマイチいいのが浮かばないんだよね。翔ちゃん、頭脳派じゃん。何かないの?」
いや、そんな小首を傾げて何かないのと言われてもな。
S「まあ、とにかく俺は闘いにおいては、全く使い物にならないと思う。」
A「うん。そうだね。」
こいつ・・・アッサリと肯定しやがった。
いや、まあ。実際俺の運動神経じゃ限界があるし。
S「だから、敵の背後をつく感じで雅紀が襲撃。その合間に、俺が智くんを探す、とかかな。」
俺の提案に雅紀が思案顔で頷く。
A「うん。それしかないと思う。ちょうど煙玉も発煙筒もあるし。それで意表を突こう。」
ん・・・?けむりだまとはつえんとお?
ちょうど、ある・・・?
いやいやいやいや!ないから!ちょうどあるもんじゃないから、それ!
俺の動揺をよそに潤が続ける。
J「あ、相葉ちゃん?使いたかったら、そこのカバンの中の爆竹も使っていいよ?」
え、ちょ、まっ・・・?
潤、爆竹持ち歩いてんの?
その濃い顔で?
え、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
しかも、雅紀は普通に受け取ってるし。
俺がおかしいのか!?
いや、そんなはずはない。
そもそも、今から向かう敵の会社は首都街に構えたビルだったはずだ。
S「街中で、爆竹はまずいだろ。」
割と真面目な俺の意見に2人は肩を竦める。
J「なーに言ってんの、翔くん。リーダーは今海の近くだよ。多分、コンテナとかだろうね。」
S「はい?」
連絡取れるのかよ。
そんな俺の心の声が漏れていたのかもしれない。
A「連絡とれてたら、心配なんかしないよ。GPS!!にのちゃんが、もしもの時ように付けてんの!」
雅紀にまでバカにされた。
えげつないハンドルさばきのせいで右へ左へと揺れる車内で、雅紀と作戦を練る。
A「イマイチいいのが浮かばないんだよね。翔ちゃん、頭脳派じゃん。何かないの?」
いや、そんな小首を傾げて何かないのと言われてもな。
S「まあ、とにかく俺は闘いにおいては、全く使い物にならないと思う。」
A「うん。そうだね。」
こいつ・・・アッサリと肯定しやがった。
いや、まあ。実際俺の運動神経じゃ限界があるし。
S「だから、敵の背後をつく感じで雅紀が襲撃。その合間に、俺が智くんを探す、とかかな。」
俺の提案に雅紀が思案顔で頷く。
A「うん。それしかないと思う。ちょうど煙玉も発煙筒もあるし。それで意表を突こう。」
ん・・・?けむりだまとはつえんとお?
ちょうど、ある・・・?
いやいやいやいや!ないから!ちょうどあるもんじゃないから、それ!
俺の動揺をよそに潤が続ける。
J「あ、相葉ちゃん?使いたかったら、そこのカバンの中の爆竹も使っていいよ?」
え、ちょ、まっ・・・?
潤、爆竹持ち歩いてんの?
その濃い顔で?
え、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
しかも、雅紀は普通に受け取ってるし。
俺がおかしいのか!?
いや、そんなはずはない。
そもそも、今から向かう敵の会社は首都街に構えたビルだったはずだ。
S「街中で、爆竹はまずいだろ。」
割と真面目な俺の意見に2人は肩を竦める。
J「なーに言ってんの、翔くん。リーダーは今海の近くだよ。多分、コンテナとかだろうね。」
S「はい?」
連絡取れるのかよ。
そんな俺の心の声が漏れていたのかもしれない。
A「連絡とれてたら、心配なんかしないよ。GPS!!にのちゃんが、もしもの時ように付けてんの!」
雅紀にまでバカにされた。
