
KIND KILLAR
第4章 Robust you
S「なんで・・・。」
前に立ちはだかったのは、怪我をしてるはずの智くんだった。
銃を片手に、いつもみたいにふにゃんと俺に笑いかける。
O「いやー。助かった!ありがとね、翔くん。もう十分!そこで見てて?」
赤黒い血を腹から垂らしながらそう言う智くん。
S「貴方、そんな怪我してるのにっ・・・。」
悪化したらどうするんだよ。
O「大丈夫だよ。そんな酷くないから、ね?」
子供を宥めるみたいにそう言う彼。
「そうだよ、おまえ!動けんのかよ!」
でも、俺に便乗して騒ぎ始めた男たちの声を聞くと。
O「ああもう、うるせぇなあ笑」
そういって、くるりと敵の方に向いた智くんは、一気に纏う空気を変えた。
冷たくて、尖っている背中からでもわかるくらいの殺気。
触れるだけで殺されそうなそれを感じ取ったんだろう。
相手も、びくりと一歩退いた。
そのまま低い声を響かせる目の前の男は、もう1人の殺し屋でしかなかった。
O「おまえら、怪我させた相手が、もう動かねぇと思ってんの?・・・甘ぇんだよ!」
その吠え声であたり一面が震える。
そして骨の髄まで凍るような冷たい声で一言。
O「皆殺しにしてやるよ。」
「なんだとテメェ・・・!偉そうにっ・・・!!」
その言葉に反応した1人のオトコが、向かって来た。
S「危なっ・・・!」
そんな俺の心配はものともせず、殺し屋はそいつの首元へ手刀を振り下ろした。
前に立ちはだかったのは、怪我をしてるはずの智くんだった。
銃を片手に、いつもみたいにふにゃんと俺に笑いかける。
O「いやー。助かった!ありがとね、翔くん。もう十分!そこで見てて?」
赤黒い血を腹から垂らしながらそう言う智くん。
S「貴方、そんな怪我してるのにっ・・・。」
悪化したらどうするんだよ。
O「大丈夫だよ。そんな酷くないから、ね?」
子供を宥めるみたいにそう言う彼。
「そうだよ、おまえ!動けんのかよ!」
でも、俺に便乗して騒ぎ始めた男たちの声を聞くと。
O「ああもう、うるせぇなあ笑」
そういって、くるりと敵の方に向いた智くんは、一気に纏う空気を変えた。
冷たくて、尖っている背中からでもわかるくらいの殺気。
触れるだけで殺されそうなそれを感じ取ったんだろう。
相手も、びくりと一歩退いた。
そのまま低い声を響かせる目の前の男は、もう1人の殺し屋でしかなかった。
O「おまえら、怪我させた相手が、もう動かねぇと思ってんの?・・・甘ぇんだよ!」
その吠え声であたり一面が震える。
そして骨の髄まで凍るような冷たい声で一言。
O「皆殺しにしてやるよ。」
「なんだとテメェ・・・!偉そうにっ・・・!!」
その言葉に反応した1人のオトコが、向かって来た。
S「危なっ・・・!」
そんな俺の心配はものともせず、殺し屋はそいつの首元へ手刀を振り下ろした。
