
KIND KILLAR
第5章 What is this feeling?
ひやひやした入学式が終わって、ようやく教室の前に辿り着く。
疲れた。
ゆっくり休みたい。
・・・と高校生にしては些か爺むさいことを思いながら扉を開けると。
O「げ。」
教室の中央には、いかにも高校デビューしましたって感じのやつらが集まっていた。
その中心には、さくらいしょう。
輪の中心で、ふわりと綺麗な髪を揺らして時折頷いてる。
談笑しているのは、とても様になっているけど。
・・・あれも作り笑顔、馴染んでるようで、どこか違うところにいる。
多分、つまんねぇんだろぉな。
くりっくりの瞳は、輝くというより澱んでるし笑
なんかなぁ。
ちゃんと笑ったら、もっと可愛いだろうに・・・って何言ってんのオレ。
1人ノリツッコミをして。
O「ま、関係ねぇか。」
持ち前の適当さで興味を失った。
眠いし。
オレにはさくらいの本性より、睡眠の方が大事なんだよ。
さっさと席で寝ようと、黒板に貼ってある座席表を確認しに行くと。
O「・・・うわ。」
オレの名前の隣には、なんとも言い難いヤツの名前。
これさえなければ、窓側の最後列で、サイッコーの睡眠を貪れるはずが。
こいつは寝させてくれねぇんだろーな。
あーあ、憂鬱。
ふぃー、と息を吐きながら振り返ると・・・。
O「うえええええええっ!?」
そのため息の原因の張本人、さくらいしょうがニコニコしながら立っていた。
疲れた。
ゆっくり休みたい。
・・・と高校生にしては些か爺むさいことを思いながら扉を開けると。
O「げ。」
教室の中央には、いかにも高校デビューしましたって感じのやつらが集まっていた。
その中心には、さくらいしょう。
輪の中心で、ふわりと綺麗な髪を揺らして時折頷いてる。
談笑しているのは、とても様になっているけど。
・・・あれも作り笑顔、馴染んでるようで、どこか違うところにいる。
多分、つまんねぇんだろぉな。
くりっくりの瞳は、輝くというより澱んでるし笑
なんかなぁ。
ちゃんと笑ったら、もっと可愛いだろうに・・・って何言ってんのオレ。
1人ノリツッコミをして。
O「ま、関係ねぇか。」
持ち前の適当さで興味を失った。
眠いし。
オレにはさくらいの本性より、睡眠の方が大事なんだよ。
さっさと席で寝ようと、黒板に貼ってある座席表を確認しに行くと。
O「・・・うわ。」
オレの名前の隣には、なんとも言い難いヤツの名前。
これさえなければ、窓側の最後列で、サイッコーの睡眠を貪れるはずが。
こいつは寝させてくれねぇんだろーな。
あーあ、憂鬱。
ふぃー、と息を吐きながら振り返ると・・・。
O「うえええええええっ!?」
そのため息の原因の張本人、さくらいしょうがニコニコしながら立っていた。
