
KIND KILLAR
第5章 What is this feeling?
S「さーとーしーくーん!帰ろ!」
O「んあっ。うるさっ・・・しょおくんうるさっ・・・!」
S「寝てる貴方が悪いって笑」
高校に入学して、もう半年がたった。
楽しげに笑う翔くんは、金色だった髪も黒く染めて、もうかんっぺきな仮面をかぶる優等生。
それと反して、ピアスの穴を開けて、金のメッシュもいれたオレ。
正反対の2人の名前は、セットみたいに学校中に広まっていた。
まあ登下校は一緒。(翔くんがついてくる。)
席も学級委員権限だとか何とか言って隣同士。(翔くん曰く、そのための学級委員、らしい。)
委員会もおんなじ。(寝てる間に決められた。)
・・・なんかオレ被害者じゃない?
まあ、翔くんが『智くんと一緒にいたい。』って。
オレといると自然体でいられる、らしい。
まあ、嫌じゃないし、いいんだけど。
O「ごめん。今日は美術室行ってから帰るから。バイバイ。」
すっごい甘えん坊の犬に好かれた感じ?ってゆーの?
どれだけあしらっても、きゅーきゅーって言って、裾に纏わりついてくる感じ笑
ほら、また笑
ぷくぅっと頬を膨らませて、反論してくる。
S「じゃあ俺も自主練行くから。終わったらグラウンド来て?一緒に帰るよ。」
もうオレの拒否権すらないしね?笑
O「ふふっ、ハイハイ。」
そう笑顔を見せると、嬉しそうにサッカー部仲間とグラウンドに駆けていった。
マジで子犬じゃん笑
ぶんぶん手を振ってる翔くんに、ばいばいして、オレは美術室に向かった。
O「んあっ。うるさっ・・・しょおくんうるさっ・・・!」
S「寝てる貴方が悪いって笑」
高校に入学して、もう半年がたった。
楽しげに笑う翔くんは、金色だった髪も黒く染めて、もうかんっぺきな仮面をかぶる優等生。
それと反して、ピアスの穴を開けて、金のメッシュもいれたオレ。
正反対の2人の名前は、セットみたいに学校中に広まっていた。
まあ登下校は一緒。(翔くんがついてくる。)
席も学級委員権限だとか何とか言って隣同士。(翔くん曰く、そのための学級委員、らしい。)
委員会もおんなじ。(寝てる間に決められた。)
・・・なんかオレ被害者じゃない?
まあ、翔くんが『智くんと一緒にいたい。』って。
オレといると自然体でいられる、らしい。
まあ、嫌じゃないし、いいんだけど。
O「ごめん。今日は美術室行ってから帰るから。バイバイ。」
すっごい甘えん坊の犬に好かれた感じ?ってゆーの?
どれだけあしらっても、きゅーきゅーって言って、裾に纏わりついてくる感じ笑
ほら、また笑
ぷくぅっと頬を膨らませて、反論してくる。
S「じゃあ俺も自主練行くから。終わったらグラウンド来て?一緒に帰るよ。」
もうオレの拒否権すらないしね?笑
O「ふふっ、ハイハイ。」
そう笑顔を見せると、嬉しそうにサッカー部仲間とグラウンドに駆けていった。
マジで子犬じゃん笑
ぶんぶん手を振ってる翔くんに、ばいばいして、オレは美術室に向かった。
