婦人科クリニックの日常
第1章 不感症
スタッフは、失礼します少し冷たいですよー
と三浦に声を掛けながら、精製水を含ませた
ガーゼで丁寧に三浦の陰部を拭き取った
先生「それでは触っていくので、触れている感覚があれば右手を挙げて下さいね」
少しだけ滑りの良くなるクリームを指先に付け
先生は、下から上へと、ピンポイントで
ゆっくり触れる
三浦はクリトリスを触れた時に少し右手を挙げた
ここは?と聞きながら先生は手を動かす
三浦「気持ちいとかではなくて、触られているという感覚はあります…」
全体的に感覚は一応あるので、とりあえず
大丈夫。触られ慣れていないからかな……
いやでも彼氏がいるんだから…色んな事を
考えつつも触診を進めた