
婦人科クリニックの日常
第1章 不感症
先生「触っている感覚があればとりあえずは安心です。三浦さんは、感じたいんですよね?」
三浦「はい……」
先生「今まで気持ちいいの感覚をほとんど感じていないという事で、私の今までの経験だと気持ちいいという感覚を一度しっかり経験すればその感覚を覚えて次からも感じられるという場合が多いです。」
うんうんと相槌を打ちながら三浦はなるほどと
納得していた
先生「これから、刺激を少しずつ与えていきます。直接ではなく検査用具を使って。女性はクリトリスが体で一番敏感で感じやすい部分なのでまずはクリトリスを集中的に刺激していきますね。感じるだけ声も出して下さい。」
そう言いながら先生はピンク色の小さな
ローターを取り出した
