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触感

第2章 母校

翌朝。



いつものようにタケヒコにカフェラテを作る。



真っ黒なコーヒーが白く濁っていくのを見ながら、ため息をついた。



ハッキリ言って、今の夫婦生活は最悪。



このカフェラテの様に何かが混じり込んでいる。



それは私のせいでもある。



そう。分かっている。



おかしくなっちゃったのかな、私は………。




タケヒコとの夫婦生活に満足できていない自分。




そして…………。



夫であるタケヒコ以外の男に満たされた時の興奮を覚えてしまった。



それは忘れようにも決して忘れられず、むしろ欲しているかもしれない。



フフッ…。



私、淫乱…なのかな…。



カタン。


「おはよう。」



いつの間にかタケヒコが食卓に着いていた。







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