
触感
第2章 母校
背中に体温を感じた。
「ツカ…ちゃん…?」
後ろから背中の中心に一本の指先を押し当てている。
動けない…。
ゾクゾクと背筋に寒気が走る。
「どうしたの?動けないよ。何か変だよ。」
ドキドキが止まらない。
部屋中に自分の心臓の音が響き渡っているのかと思うくらい。
「なーんてなッ!ビックリした?はははッ」
そう言いながらパッとその指を離した。
解放されて後ろを振り返るといつもの笑顔で私の両の頬を掴み、
「タテタテ、ヨコヨコ、まーるかいて、チョン!」
たらイタズラされた。
「もーぅ!からかわないでよ!!」
いつもの様にじゃれているうちに先ほどのことはすっかり忘れていた。
「ツカ…ちゃん…?」
後ろから背中の中心に一本の指先を押し当てている。
動けない…。
ゾクゾクと背筋に寒気が走る。
「どうしたの?動けないよ。何か変だよ。」
ドキドキが止まらない。
部屋中に自分の心臓の音が響き渡っているのかと思うくらい。
「なーんてなッ!ビックリした?はははッ」
そう言いながらパッとその指を離した。
解放されて後ろを振り返るといつもの笑顔で私の両の頬を掴み、
「タテタテ、ヨコヨコ、まーるかいて、チョン!」
たらイタズラされた。
「もーぅ!からかわないでよ!!」
いつもの様にじゃれているうちに先ほどのことはすっかり忘れていた。
