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触感

第3章 洋菓子店

翌日ー



今日は友達と流行りの洋菓子店に行く約束だ。



ヨウコとは同じ専門学校に通った仲で、会うのは先日の同窓会以来だ。



お互いスウィーツ好きで休みを合わせて行く約束をしていたのだ。




「お待たせー!」



「全然待ってないよ!」



元気よく現れたヨウコに私はそう言った。



現に私は15分も前に来ていたからヨウコは何も悪くない。




「今日楽しみだね〜!アサクラさんてめっちゃイケメンらしいし。」



アサクラとは今日これから行こうとしている洋菓子店のパティシエの名だ。

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