運命の人
第2章 初めての会話
5月に入ってもわたしは頻繁に米田課長と連絡をとっていた。
藤原課長のことは相変わらず尊敬していた。
ただ本当に怖くて、仕事もへんな力が入り、
当然成績もでなかった。
だからといって、
べつに米田課長に恋愛感情があったわけではない。
会って話したのは、社員総会のみの一回で
気持ちがないとしても彼は既婚者だということは
しっかりと頭の中に入っていた。
ただ本当に話しやすかった。
彼と話していると、嫌なことが全て忘れられた。
彼と電話をするのは大好きだった。
はやく仕事でも結果を出したかった。
実はわたしは、月に契約本数1本のみであった。
毎月一本は正直最低ラインである。
本来は月4本以上の契約を会社からは求められているのだ。
6月に入り、わたしはようやく月に3本契約をとれた。
この時、米田課長との連絡はすこし減ってきていた。
わたしはあと1本の契約をとるためにあがいていた。
一人最後の週で、契約をとれそうなお客様に出会った。
藤原課長にヘルプを入ってもらうこともなくなっていた。
わたしは、米田課長みたいになりたかった。
ただこの時、ある程度は知識はついてきたものの
住宅ローンについてはそれほど詳しくはなかった。
藤原課長は、営業成績がずばぬけているだけではなく
その知識もずば抜けていた。
わたしはその一人のお客様を契約するために、
ひたすらヒアリングをしていたのだ。
すると、ひとつ懸念点がでてきた。
お客様
『女で一人で、息子がいる。』
『月々の返済は、○万円までが限界です。』
『クレジットなどの借り入れはたぶんない。』
まりな
『かしこまりました。』
『ご条件にあう物件をご案内させていただきますね。』
まりな
(この人、住宅ローン組めないかもしれない。。。)
(借り入れ踏み倒してるかも。)
わたしはすぐに藤原課長に相談した。
とりあえず、住宅ローン審査と契約日を決めようとの支持でわたしは支持に従った。
その次の日、社長会議で藤原課長の仙台への移動が決まった。
そう、支店長が変わることになったのだ。
藤原課長のことは相変わらず尊敬していた。
ただ本当に怖くて、仕事もへんな力が入り、
当然成績もでなかった。
だからといって、
べつに米田課長に恋愛感情があったわけではない。
会って話したのは、社員総会のみの一回で
気持ちがないとしても彼は既婚者だということは
しっかりと頭の中に入っていた。
ただ本当に話しやすかった。
彼と話していると、嫌なことが全て忘れられた。
彼と電話をするのは大好きだった。
はやく仕事でも結果を出したかった。
実はわたしは、月に契約本数1本のみであった。
毎月一本は正直最低ラインである。
本来は月4本以上の契約を会社からは求められているのだ。
6月に入り、わたしはようやく月に3本契約をとれた。
この時、米田課長との連絡はすこし減ってきていた。
わたしはあと1本の契約をとるためにあがいていた。
一人最後の週で、契約をとれそうなお客様に出会った。
藤原課長にヘルプを入ってもらうこともなくなっていた。
わたしは、米田課長みたいになりたかった。
ただこの時、ある程度は知識はついてきたものの
住宅ローンについてはそれほど詳しくはなかった。
藤原課長は、営業成績がずばぬけているだけではなく
その知識もずば抜けていた。
わたしはその一人のお客様を契約するために、
ひたすらヒアリングをしていたのだ。
すると、ひとつ懸念点がでてきた。
お客様
『女で一人で、息子がいる。』
『月々の返済は、○万円までが限界です。』
『クレジットなどの借り入れはたぶんない。』
まりな
『かしこまりました。』
『ご条件にあう物件をご案内させていただきますね。』
まりな
(この人、住宅ローン組めないかもしれない。。。)
(借り入れ踏み倒してるかも。)
わたしはすぐに藤原課長に相談した。
とりあえず、住宅ローン審査と契約日を決めようとの支持でわたしは支持に従った。
その次の日、社長会議で藤原課長の仙台への移動が決まった。
そう、支店長が変わることになったのだ。