運命の人
第1章 出逢い
一週間経ち、二次面接の日になった。
営業本部長とのスカイプでの面接。
私は、また面接官藤原さんに会えるのを楽しみにドキドキしていた。
面接で味わう緊張とは少し違う恋愛に似たドキドキ感もあった。
わたしは、緊張しながらオフィスについた。
受付の受話器を取った。
まりな
『面接で参りました、永石です。』
事務員
『お待ちくださいませ。』
事務所から出てきたのは、藤原さんだった。
まりな
(キャー、やっぱりかっこいい!!)
(あかんあかん、面接に集中!!!)
藤原さん
『いやー、永石さん久しぶりですね。』
『面接の合否は僕に一任されているから、永石さん是非がんばってね!』
の言葉をもらい、営業本部長とのスカイプ面接が始まった。
本部長との面接は、緊張しており何を話したかは覚えていない。
ただまったく上手に話せなかった。
まりな
(オワッタ…。いろんな意味で終わった。。。)
藤原さんは、面接の会話をすべてきいていた。
藤原さん
『お疲れ様。』
『少しだけ僕と面接の続きをしたいんだけど・・・』
まりな
『はい・・・。』
藤原さん
『どうだった?』
まりな
『もうぜんぜん上手に話せなくて・・・。』
『いいように見せようとしてしまって。かっこ悪いし、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。』
藤原さん
『まぁ、いいように見せるということは向上心があっていいと思うよ。』
まりな
『・・・』
藤原さん
『実は、今回一時面接で50人。二次面接に進んだのは4人なんだ。』
『ところで、永石さんはもし働けるとするといつから可能だっけ?』
まりな
『今の職場もありますので、来年の1月後半頃からだとありがたいです。』
藤原さんとわたしは、そのような他愛もない話しをしながら、二次面接は終了した。
まりな
(やっぱりかっこよかったなー。)
(でも、縁がなかったら仕方ない。)
(藤原さんも営業マンだしいいように慰めてくれたなー)
(ここがだめなら、いまのところでもう少し働くか!)
と腹をくくっていた。
だけど、あの人ともう会えないと思うととても寂しかった。
まりな
(結局、あの人何歳なんやろ・・・)
藤原さんの個人的なことばかりが気になっていた。
営業本部長とのスカイプでの面接。
私は、また面接官藤原さんに会えるのを楽しみにドキドキしていた。
面接で味わう緊張とは少し違う恋愛に似たドキドキ感もあった。
わたしは、緊張しながらオフィスについた。
受付の受話器を取った。
まりな
『面接で参りました、永石です。』
事務員
『お待ちくださいませ。』
事務所から出てきたのは、藤原さんだった。
まりな
(キャー、やっぱりかっこいい!!)
(あかんあかん、面接に集中!!!)
藤原さん
『いやー、永石さん久しぶりですね。』
『面接の合否は僕に一任されているから、永石さん是非がんばってね!』
の言葉をもらい、営業本部長とのスカイプ面接が始まった。
本部長との面接は、緊張しており何を話したかは覚えていない。
ただまったく上手に話せなかった。
まりな
(オワッタ…。いろんな意味で終わった。。。)
藤原さんは、面接の会話をすべてきいていた。
藤原さん
『お疲れ様。』
『少しだけ僕と面接の続きをしたいんだけど・・・』
まりな
『はい・・・。』
藤原さん
『どうだった?』
まりな
『もうぜんぜん上手に話せなくて・・・。』
『いいように見せようとしてしまって。かっこ悪いし、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。』
藤原さん
『まぁ、いいように見せるということは向上心があっていいと思うよ。』
まりな
『・・・』
藤原さん
『実は、今回一時面接で50人。二次面接に進んだのは4人なんだ。』
『ところで、永石さんはもし働けるとするといつから可能だっけ?』
まりな
『今の職場もありますので、来年の1月後半頃からだとありがたいです。』
藤原さんとわたしは、そのような他愛もない話しをしながら、二次面接は終了した。
まりな
(やっぱりかっこよかったなー。)
(でも、縁がなかったら仕方ない。)
(藤原さんも営業マンだしいいように慰めてくれたなー)
(ここがだめなら、いまのところでもう少し働くか!)
と腹をくくっていた。
だけど、あの人ともう会えないと思うととても寂しかった。
まりな
(結局、あの人何歳なんやろ・・・)
藤原さんの個人的なことばかりが気になっていた。