
無表情の宇野くん
第83章 五味さんと旅館の夜④。
お風呂から上がった私たちは、ロビーにて、宇野くん達と合流しました。
宇野くんや大毛さんなんかも、風呂上がりだとハンサム度が上昇している気がする。
まあ、言うまでもなく、宇野くんは無表情なのだが。
五味さんと私は宇野くん達が座る反対側の椅子に座り、なにをするかといえば、それはもちろん、ゲームである。
ゲームといってもビデオゲームではなく、ジャンケンの様な道具を使わないゲーム。
ここでポケモンしていたらおかしなことになってしまう。
大毛さんが部屋にトランプを取りに行ってくると、待っている間、私たち三人は指スマをすることにした。
指スマ知らない人に説明すると、全員の両の手の親指が何本上がるかを当てるというゲーム。親は何本か言って、子が上げた本数と一致していれば、親は片方の手を抜けられて、もう片手も抜けられたら、勝ちという、シンプルなルール。
んで、私と宇野くんの一対一になって、お互い片手だけという最終勝負で、宇野くんは、いっせーの、三! と、そう宣言した(宇野くんはスケッチブックに一秒かからず数を書くという特技を持っているので、それを使って対戦しています♡)。
バーカ。
宇野くんや大毛さんなんかも、風呂上がりだとハンサム度が上昇している気がする。
まあ、言うまでもなく、宇野くんは無表情なのだが。
五味さんと私は宇野くん達が座る反対側の椅子に座り、なにをするかといえば、それはもちろん、ゲームである。
ゲームといってもビデオゲームではなく、ジャンケンの様な道具を使わないゲーム。
ここでポケモンしていたらおかしなことになってしまう。
大毛さんが部屋にトランプを取りに行ってくると、待っている間、私たち三人は指スマをすることにした。
指スマ知らない人に説明すると、全員の両の手の親指が何本上がるかを当てるというゲーム。親は何本か言って、子が上げた本数と一致していれば、親は片方の手を抜けられて、もう片手も抜けられたら、勝ちという、シンプルなルール。
んで、私と宇野くんの一対一になって、お互い片手だけという最終勝負で、宇野くんは、いっせーの、三! と、そう宣言した(宇野くんはスケッチブックに一秒かからず数を書くという特技を持っているので、それを使って対戦しています♡)。
バーカ。
