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無表情の宇野くん

第93章 宇野くんと帰り道。

修学旅行も終わり、くたくたの身体を引き摺りながら、私たちは新幹線へと乗車しました。


昨日の夜に告白されたのに、宇野くんと、普通に笑って話している五味さんのメンタルというか、そういうのも凄いなと思う。


宇野くんは相変わらず無表情で、しかし緊張気味で歯をガタガタ言わせてる。


冷房効きすぎなのか。


さて、私たちの住む町へと戻ってきて、宇野くんが最初にしたことは、京都で買ったお土産を食べることだった。


自分用だったのか。


卒業式に続く!

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