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そこにハイテンションな相葉ちゃんがやって来た。
ムダにデカイ声だしやがるんだ。


「みんなぁ新しいバイトの子紹介するねぇ
はーい、こちらが二宮和也くん
俺の高校の同級生でーす」



はあぁぁぁ？


「よろしくお願いします
今日から一瞬に働かせてもらう二宮和也です
よろしくお願いします」



自転車屋のかずが深々と頭を下げて挨拶してる。



「おっ、おめぇ？！！かずだよな？」

「あ、智兄、ここで働いてたの？」

「おお、まあな。」

「え？なになに２人って知り合い？」

「うん、智兄とは幼馴染みみたいなもの。
もうかなりガキの頃から知ってるよ、ね？」

「……ああ、まあな。
おめぇさ、自転車屋は？」

「じいちゃん入院が決まったから店は当分休むことにしてある。母ちゃんも病院通いとかになるし」

「マジかぁ、入院かよ…」

「あ、翔ちゃんが来た！
こっちこっち。新しいバイトの二宮和也くんだよ」

「ニノ？」

「こんにちは、翔ちゃん。
今日からよろしくお願いします」

「こっ、こっちこそよろしく。
えっ？智くん、もしかして
新入りのバイトってニノのことだったんだ？」

「らしいぜ、俺もびっくりだわ」

「ええ、翔ちゃんも知り合いだったの？
なぁーんだ、じゃあニノも働きやすいよね
じゃあ今日から頑張ってこうねぇ」