君がいる風景
第18章 ヒミツの告白
俺も体毛は濃いほうでは無いけど、すね毛も
脇毛もしっかりあるほうで
下半身だって人並みくらいのジャングルには
密集してる。
確か、翔ちゃんは俺よりもすね毛も薄くって
髭も毎日は剃らないって言ったけど
アソコがすっごく薄くっていったいどんな感じ?!
いやいや、めちゃくちゃ気になってきた
涙を拭ってあげながら顔を覗き込んで伝える
「俺のほうが嫌われてるかもって思ってたから
翔ちゃんの言葉きいて安心した。
薄くっても、毛なんて無くっても
それが翔ちゃんの個性だろ?
だったら可愛いじゃん。
人なんて一人一人違ってて当たり前だろ?」
「智くん…笑わないの?」
「なんで笑うの?むしろ見てみたいっ!
翔ちゃんのここ、すっげえ気になるッッ」
「ひゃ…ん…ぁ智くん…待って…ふぁ」
抱きしめて布団の上に押し倒して両腕を
抑え付けると壁の時計がちょうど12時を告げる
2人で見つめ合ってる時に
俺が生まれた日に暦がかわった。