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君がいる風景

第19章 掃除日和



熱めのシャワーで身体をざぁーっと流してやって
先に翔ちゃんを湯船に浸からせて
俺が頭と身体を手早く洗うことにした。


「うっし、ほらおいで翔ちゃん。
洗ってやるよ」

「え、いや、…あの自分でするからっ」

「ダーメ俺が洗ってやりたいの」


恥ずかしがって躊躇するのも御構い無しで
腕を掴んで椅子に座らせた。
スポンジをおもいっきり泡立てて背中から
ゆっくりていねいに洗っていく。

正直、昨日見た翔ちゃんの股間部分が気になって
仕方ないけど、
そこはしっかりとタオルで覆っていた。



「あ、ありがと。前は自分で洗うね」

「じゃあ、シャンプーしような」


詰め替えたシャンプーを多めに掌に出して
背後にたって指で擦って泡立ててやると、
咽喉を反らせておおきな眸で見つめてくる。

頭皮全体をソフトな指使いでマッサージしてく
ように擦ってやると
おおきな瞳は弓なりに細まって気持ち良さそうに
笑みを浮かべてる。



マジで、かわいいよなぁ





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