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君がいる風景

第2章 出逢い


「じゃあさっさと本命決めろや!
おめえみたいなムダにイケメン過ぎる奴が
1人だとこっちにおこぼれも回っちゃこねぇし。」

「そうだねぇ、
んーん、じゃあ新入り君とか誘ってみようかな。
櫻井翔ってイケメンで笑うとかわいいし、
連れて歩くにも見劣りしないよね。」

「おまえなあ、ふざけんなよ!
櫻井は男だろうがっ!
おまえみたいなチャラ男のおふざけや、お遊び
に真面目な櫻井を振り回すんじゃねよっ
揶揄ってとかなら絶対手えなんて出すな!!」


思わず大声を張り上げてしまった
普段ボソボソしか喋らねぇ俺の声のでかさに
驚いた顔をする潤がいる。


「どうしたの?なんなのさ。
ほんの冗談じゃん。なに熱くなってんの?」

「うるせえ、真面目なあいつを揶揄うような
くだらねぇ事言い出すからだろうがっ」

「なんか、いつもの冷めた智と違うじゃん
おもしろいや…ふーん真面目な櫻井翔ね、
まあ、俺的には美形なら別に男女問わず問題ないから。
じっくり観察していこうっと。」

「おめえなぁ…」


ノック音



開いた扉の向こうから
俺ら2人が話題にしててた張本人が現れたから動揺して、タバコを落としてしまった。



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