昭和回想録
第2章 少女・美幸
「いいか。オマエは万引きという犯罪を犯したんだ。」
「それは絶対に許されることではないんだ。」
美幸の目を見つめながら力説した。
俺の真剣な態度に美幸は頷くだけだ。
「いいか?俺の質問には全てハイで答えるんだ。いいな?」
頷いたが返事がなかったので
「返事は?!」
と怒鳴ってしまった。
美幸はカラダをビクッとさせて
「ハイ・・・。」
と無理やり返事を言わせる。
そして、すかさず
「よし。これから他に万引きしていないか身体検査をする。」
俺の意外な言葉に
「えっ?・・・」
と答えるしかなかったが、更に強く
「返事はぁッ?!」
と問いただされたから美幸はたまらない。
「はい。・・・」
美幸は怯えるようにしている。
こうなれば何を言っても俺の言うとおりにするしか
ない奴隷のようだ。
ふふふ・・・・。
これから淫靡な取調べが始まろうとしていた・・・。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える