昭和回想録
第2章 少女・美幸
「いいか。オマエは万引きという犯罪を犯したんだ。」
「それは絶対に許されることではないんだ。」
美幸の目を見つめながら力説した。
俺の真剣な態度に美幸は頷くだけだ。
「いいか?俺の質問には全てハイで答えるんだ。いいな?」
頷いたが返事がなかったので
「返事は?!」
と怒鳴ってしまった。
美幸はカラダをビクッとさせて
「ハイ・・・。」
と無理やり返事を言わせる。
そして、すかさず
「よし。これから他に万引きしていないか身体検査をする。」
俺の意外な言葉に
「えっ?・・・」
と答えるしかなかったが、更に強く
「返事はぁッ?!」
と問いただされたから美幸はたまらない。
「はい。・・・」
美幸は怯えるようにしている。
こうなれば何を言っても俺の言うとおりにするしか
ない奴隷のようだ。
ふふふ・・・・。
これから淫靡な取調べが始まろうとしていた・・・。