罰ゲームの始まり
第1章 罰ゲーム
無性にキスがしたくて頭を起こした。
「ん? なに?」
田仲は俺に顔を寄せてきた。
慌ててキスしようと飛びつくと、それを見計らっていたかのように顔を引かれてしまう。
「キスとかさせてあげるわけないでしょ。あなたはおもちゃなのよ。堕ちて穢れたイケメンおもちゃ」
もはや抗うことが出来ないほど、俺の身体は快楽を求めていた。
それを悟ったのか田仲は脚の結束だけを解いてくれる。
もう田仲を蹴飛ばす力も気力もなく、俺は自らの意志で脚を拡げていた。
ディルドを抜いた田仲は手術などで使うような極薄のゴム手袋をはめ、指を俺の中に挿れてくれた。
「ほら、ここ……」
ぎゅっと押されると精子が溢れそうな感覚が込み上げる。
「ここが前立腺。四ノ原君の一番気持ちいいところだよ」
彼女の細い指が誉めるように優しく前立腺を撫でてくれる。
そのたびに竿先からはとろーっと透明な粘液が溢れてくる。
でももうおちんちんは触って欲しくなかった。
お尻の中だけ、たくさん弄って欲しい。
「興奮してくると前立腺は固く大きく肥大するの。ほら……」
「んっ……あっ……いいっ……」
「だらしない顔……イケメンも台無しだね。ほら、イッていいよ」
笑いながらキスをしてくれた。
「アアッ! いくっ!」
赦しを得た瞬間、俺は身体が熱くなって絶頂を迎えた。
とはいえもちろん射精はない。
脳の中だけでイッた。
そんなことはもちろん今まで経験したことがない。
女が逝くように、なにも吐き出すことなく、身体の奥深くから絶頂に導かれていた。
「わー……すごい……初めてでこんなにいけるもんなんだ」
笑いながら田仲はスマホを俺に翳していた。
「えっ……何撮ってんだって!?」
「お尻でイッちゃうだらしない四ノ原君を撮ってるんだよ? はいダブルピースとかしたら? 四ノ原君のアナル弄られ顔でーすっ」
「マジでやめろってっ!!」
さすがにこれは焦った。
こんな動画が流失したら俺の人生はおしまいだ。
「そんなに怯えないの。大丈夫……気持ちいいことに全部委ねちゃいなよ」
くちゅくちゅくちゅ……
田仲の指が俺の中を蠢く。
撮影されてると分かっていながら俺は大声で悶え、喘いでしまった。
「ん? なに?」
田仲は俺に顔を寄せてきた。
慌ててキスしようと飛びつくと、それを見計らっていたかのように顔を引かれてしまう。
「キスとかさせてあげるわけないでしょ。あなたはおもちゃなのよ。堕ちて穢れたイケメンおもちゃ」
もはや抗うことが出来ないほど、俺の身体は快楽を求めていた。
それを悟ったのか田仲は脚の結束だけを解いてくれる。
もう田仲を蹴飛ばす力も気力もなく、俺は自らの意志で脚を拡げていた。
ディルドを抜いた田仲は手術などで使うような極薄のゴム手袋をはめ、指を俺の中に挿れてくれた。
「ほら、ここ……」
ぎゅっと押されると精子が溢れそうな感覚が込み上げる。
「ここが前立腺。四ノ原君の一番気持ちいいところだよ」
彼女の細い指が誉めるように優しく前立腺を撫でてくれる。
そのたびに竿先からはとろーっと透明な粘液が溢れてくる。
でももうおちんちんは触って欲しくなかった。
お尻の中だけ、たくさん弄って欲しい。
「興奮してくると前立腺は固く大きく肥大するの。ほら……」
「んっ……あっ……いいっ……」
「だらしない顔……イケメンも台無しだね。ほら、イッていいよ」
笑いながらキスをしてくれた。
「アアッ! いくっ!」
赦しを得た瞬間、俺は身体が熱くなって絶頂を迎えた。
とはいえもちろん射精はない。
脳の中だけでイッた。
そんなことはもちろん今まで経験したことがない。
女が逝くように、なにも吐き出すことなく、身体の奥深くから絶頂に導かれていた。
「わー……すごい……初めてでこんなにいけるもんなんだ」
笑いながら田仲はスマホを俺に翳していた。
「えっ……何撮ってんだって!?」
「お尻でイッちゃうだらしない四ノ原君を撮ってるんだよ? はいダブルピースとかしたら? 四ノ原君のアナル弄られ顔でーすっ」
「マジでやめろってっ!!」
さすがにこれは焦った。
こんな動画が流失したら俺の人生はおしまいだ。
「そんなに怯えないの。大丈夫……気持ちいいことに全部委ねちゃいなよ」
くちゅくちゅくちゅ……
田仲の指が俺の中を蠢く。
撮影されてると分かっていながら俺は大声で悶え、喘いでしまった。