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既成事実作ってやるよ

第1章 運命へのカウントダウン10

「つぐみちゃん、おはよう

どうしたのかな?」



『すいません。
昨日から少し熱っぽくて、
本日お休みを頂きたいのですが
よろしいでしょうか?』



「大丈夫?
ここんところ残業続きだったから
疲れたんじゃないか?

所長には自分から伝えておくから
ゆっくり休んでね」



山崎さん・・・優しい。


嘘ついて、ごめんなさい



『ありがとうございます
月末で忙しいところ本当に申し訳ございません』




休みをとることで罪悪感もあったけど、
少しだけ気持ちに余裕が出来たように感じた


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