テキストサイズ

妄想2

第2章 妄想2

ある日えりかさ新聞配達を終えて帰ろうとした時、電話が掛かってきて、知らない番号だったので、最初は中々でなくって、何回も掛かってきたので、出た。

えりか「はい」

辻田「出るの遅いよ」

えりか「知らない番号だったので、誰ですか?」

辻田「辻田だ」

えりか「あ、久しぶりです」

辻田「話があるんだけど、今時間ある?」

えりか「少しだけなら」

辻田「後でちぃちゃんも来るから山本家来て」

えりか「え?」

辻田「8時まで山本帰ってこないからさ」

えりか「何で山本さん家?」

辻田「先月から居候してるねん」

えりか「そーなんだ」

辻田「来てくれない?」

えりか「電話じゃ、ダメなんですか?」

辻田「長くなるからさ」

えりか「うーん、ご飯連れていってくれるなら」

その時山本が聞いていた。

辻田「ええよ、吉野家で良ければ」

えりか「あはは、わかったよ」

辻田「早く来いよ?」
 
えりか「ヘイヘイ」

えりかは山本の家に向かった。

山本は旦那の電話と違うって感づいて、気になってついていった。

それにえりかは気づかない。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ