
愛してるって言って!
第3章 【合縁奇縁】
「静矢さん…?」
なんで気付かなかった…?あいつの目は、最初から忍をずっと追っていたのに。
静矢の苛立ちや嫉妬が、次第に忍を欲する愛欲へと姿を変えていく。
忍は渡さない…。誰にも、渡したくない。
「ごめん、忍…」
「え…?」
静矢は、戸惑う忍の唇を塞いだ。その瞬間、静矢の身体の中で、限界だった忍への想いは、一気に広がって溢れ出していった。静矢は忍の唇を食むように口付け、唾液で濡れた舌を絡める。すると忍は静矢を受け入れ、その柔らかな唇と舌でもって応えた。
部屋の中に響くのは、二人の荒くなっていく吐息。そしてお互いの唇を吸い合う官能的な音。静矢の唇、手、身体の全てが忍を欲している。次第に身体は熱を持ち、またその熱を伝え合うように、二人は夢中でお互いの唇を味わった。
忍が、しがみつくように静矢の背に腕を回すと、静矢は忍の身体を倒した。舌を絡め合えば絡め合うほど、脳の奥底まで、痺れる様な甘い感覚に襲われる。静矢は忍の唇から口を離し、そのまま首筋を舌でなぞってから、口付けて下りていき、右手でシャツのボタンを外した。
なんで気付かなかった…?あいつの目は、最初から忍をずっと追っていたのに。
静矢の苛立ちや嫉妬が、次第に忍を欲する愛欲へと姿を変えていく。
忍は渡さない…。誰にも、渡したくない。
「ごめん、忍…」
「え…?」
静矢は、戸惑う忍の唇を塞いだ。その瞬間、静矢の身体の中で、限界だった忍への想いは、一気に広がって溢れ出していった。静矢は忍の唇を食むように口付け、唾液で濡れた舌を絡める。すると忍は静矢を受け入れ、その柔らかな唇と舌でもって応えた。
部屋の中に響くのは、二人の荒くなっていく吐息。そしてお互いの唇を吸い合う官能的な音。静矢の唇、手、身体の全てが忍を欲している。次第に身体は熱を持ち、またその熱を伝え合うように、二人は夢中でお互いの唇を味わった。
忍が、しがみつくように静矢の背に腕を回すと、静矢は忍の身体を倒した。舌を絡め合えば絡め合うほど、脳の奥底まで、痺れる様な甘い感覚に襲われる。静矢は忍の唇から口を離し、そのまま首筋を舌でなぞってから、口付けて下りていき、右手でシャツのボタンを外した。
