
愛してるって言って!
第4章 【その愛に中毒を起こす】
「千春、お前はそんなんだから…だめなんだ」
「はい」
「オレは、忍に惚れてる」
「はい」
「だから…」
「忘れてください。忍さんなんて」
重ねられた千春の手が、そっと嶋の手を握る。
「千春…」
「嶋さんには、僕がいるじゃないですか」
その一言が、嶋の心を一瞬で熱くさせる。嶋は、耐えきれずに千春の唇を奪った。目を閉じて、温かくて柔らかい千春の唇を、なるべく時間をかけて味わう。キスなんて、今まで腐るほどしてきていたのに、嶋は苦しくて息が止まりそうだった。嶋が一度唇を離して見つめると、千春は嬉しそうに微笑んだ。
「後悔するぞ…千春」
千春は嶋の言葉に頷いてから、少し頬を赤く染めた。
「はい」
「オレは、忍に惚れてる」
「はい」
「だから…」
「忘れてください。忍さんなんて」
重ねられた千春の手が、そっと嶋の手を握る。
「千春…」
「嶋さんには、僕がいるじゃないですか」
その一言が、嶋の心を一瞬で熱くさせる。嶋は、耐えきれずに千春の唇を奪った。目を閉じて、温かくて柔らかい千春の唇を、なるべく時間をかけて味わう。キスなんて、今まで腐るほどしてきていたのに、嶋は苦しくて息が止まりそうだった。嶋が一度唇を離して見つめると、千春は嬉しそうに微笑んだ。
「後悔するぞ…千春」
千春は嶋の言葉に頷いてから、少し頬を赤く染めた。
