
ジッパー様
第19章 真実
「ねえ、ハルカはこの姿を見てどう思ったかしら? まだジッパー様に抱かれてもいいって思ってる?」
「……っ……」
私はもう一度巨大な肉の塊のジッパー様を見た。すると、初めてジッパー様を見た時の恐怖が甦ってきた。
「ハルカにとっては、化け物かしら?」
「……っ……」
言葉が出ない。
姿形が変わっただけで、相手はジッパー様なのに……!
「でもハルカは別荘で、同じようなものとセックスしてるのよ?」
「えっ……」
「見せてあげるわ、あの時の映像を」
そう言うと、いちごは目の前のカーテンを開けた。そこにはヒビの入った、ガラスの壁がある。その向こうには巨大モニターがあった。
パッと映像が映る。そこには別荘の廊下が映っていた。上から見たアングルで、手前から私が歩いてくる。途中で引き返そうとして椅子を見つける。そして背後から近づいてきた物体に襲われた。
「……っ……」
私はもう一度巨大な肉の塊のジッパー様を見た。すると、初めてジッパー様を見た時の恐怖が甦ってきた。
「ハルカにとっては、化け物かしら?」
「……っ……」
言葉が出ない。
姿形が変わっただけで、相手はジッパー様なのに……!
「でもハルカは別荘で、同じようなものとセックスしてるのよ?」
「えっ……」
「見せてあげるわ、あの時の映像を」
そう言うと、いちごは目の前のカーテンを開けた。そこにはヒビの入った、ガラスの壁がある。その向こうには巨大モニターがあった。
パッと映像が映る。そこには別荘の廊下が映っていた。上から見たアングルで、手前から私が歩いてくる。途中で引き返そうとして椅子を見つける。そして背後から近づいてきた物体に襲われた。
