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ジッパー様

第21章 ジッパー様との出逢い

 黒澤はドレスのスカートを捲ると、すぐに私のナカに挿入ってきた。
 両足を持ち上げられて奥まで突かれる。


「……あんっ……いやっ……」


 ギシギシとソファーが軋む音が部屋中に響いた。きっとそれは女主人のもとまで届いているだろう。いくら結婚予定とはいえ、こんな場所で性行為をするなんて非常識だ。きっと黒澤と女主人はグルに違いない。


「シホ……やっぱり君は最高だよ。純白のドレスに身を包んでも、男の欲情を掻き立ててくるなんて」

「……っ……」

「してほしいことがあると言っただろう? これをつけて欲しいんだ」


 そう言って黒澤が近くの箱から取り出してきたものは、卑猥なペニスが付いた貞操帯だった。


「嫌っ……!」

「僕の会社のことは話したよね、おもちゃ会社を経営してるって」


 そう言いながら、黒澤は腰を動かす。



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