
異世界転生が出来ると思ったのにポイントが高すぎる
第1章 前編
「うーん。どうしよう」
「ポイントは一度貯めれば減ることはない。好きに使うがよい」
「あの、転生以外にも使えるんですか?」
「もちろんだ。現世での願いにももちろん使える」
「そうなんだ」
薄闇の中でお稲荷様は輝きながら佇んでいる。私の変な願いや、思いをどう思っているんだろうか。人外には特に興味がわかなかったけど、これだけ綺麗な人外に愛されるのもいいなあとふっと想像し、ちらっとお稲荷様の顔を見ると目が合ってしまう。やばい。今恥ずかしいこと考えたのがばれてしまっただろうか。
「あ、すみません」
「構わぬ。人の欲望には慣れている」
恥ずかしくて顔があげられない。お稲荷様と……。この願い叶うかな。言ってみてダメだと言われたらもう転生しちゃおっかな。
「ポイントは一度貯めれば減ることはない。好きに使うがよい」
「あの、転生以外にも使えるんですか?」
「もちろんだ。現世での願いにももちろん使える」
「そうなんだ」
薄闇の中でお稲荷様は輝きながら佇んでいる。私の変な願いや、思いをどう思っているんだろうか。人外には特に興味がわかなかったけど、これだけ綺麗な人外に愛されるのもいいなあとふっと想像し、ちらっとお稲荷様の顔を見ると目が合ってしまう。やばい。今恥ずかしいこと考えたのがばれてしまっただろうか。
「あ、すみません」
「構わぬ。人の欲望には慣れている」
恥ずかしくて顔があげられない。お稲荷様と……。この願い叶うかな。言ってみてダメだと言われたらもう転生しちゃおっかな。
