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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第5章 ~迎える初夜と始まる部活のプール~

◇犬飼家の前◇

「好文君、おはよう!」

朝、家を出た僕は犬飼家の前で待ってる、好文君に挨拶をした。

「夏海さん、おはようございます!」

好文君も、僕に挨拶をして2人で駅に向かおうとした時、犬飼家のドアが開く。

「あれ?
もしかして、青島夏海か?」

中から、ダリア高校の制服姿の犬飼好章君が出て来る。

「そうだよ、犬飼好章君」

彼との初会話は、お互いの名前の確認だった。

「俺の事は、好章で良いぞー♪
俺も夏海って呼ぶからさー♪」

「わかったよ、好章君」

ずいぶんと、フレンドリーな人だな。

しかも、好文君と似てて人懐っこそうな雰囲気も同じ。

僕と好章君は、お互いにアドレス交換をする。

「兄ちゃんも今から?」

「おう!
あっ、好文から聞いてるけど弟の事よろしく頼むよ」

「うん、もちろん」

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