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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第5章 ~迎える初夜と始まる部活のプール~

「あと、俺と黒鵜のことも聞いてるよな?」

「うん
お互いに頑張ろうね」

「おう!
んじゃあ、そろそろ行くわなー♪」

そう言い、好章君は僕達と逆の方向へ歩き立ち去った。

「僕達も行こう」

「はい」

僕と好文君は、いつものように駅に向かって歩き出した。

◇花音学園3階・2年C組◇

学校に着いた僕達は、それぞれのクラスの教室で友達らと喋っている。

「夏海、いよいよだな」

「泳ぐの頑張れよ」

「今のメンバーと、泳ぐの初めてだしね」

いつものように、春樹君、冬夜君、秋葉君と4人でチャイムがなるまで雑談をして過ごす。

そして数時間後、放課後になって僕は部室に向かった。

◇花音学園1階・水泳部の部室◇

「夏海さん、数時間ぶりー♪」

部室に入るなり、いきなり笑顔の好文君に抱き締められた。

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