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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第5章 ~迎える初夜と始まる部活のプール~

-照明視点-

流石は、夏海先輩だ。

並みの人じゃ、追いつけない程に凄く速い。

なかなか、差が縮まらない。

-光輝視点-

「照明君、頑張って!!」

「夏海さん、頑張れ!!」

僕と好文君は、照明君と先輩にそれぞれ声援を送っている。

夏海先輩がターンに入って、少ししてから照明君もターンに入った。

-好文視点-

「夏海さーん!!」

このまま行けば、夏海さんの勝ちだ。

照明は、ほんのずつだけど距離を縮めていく。

ラストの追い上げで、力を発揮するタイプか。

まぁ、それでも夏海さんの方がゴールとの距離は近い。

-夏海視点-

「よっしゃ~!」

ゴールにタッチして立ち上がった。

「夏海さん」

すると、プールサイドから好文君が手を差し伸べてくる。

「好文君、ありがとう」

その手を握り、僕はプールサイドへ上がる。

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