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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

-好文視点-

「夏海さん!」

俺のせいで夏海さんがッ…。

「好文、先輩!!」

「好文君、そのまま砂浜に向かって!!」

「照明、光輝!」

砂浜の方から、水着姿の照明と光輝がこっちに向かって、血相を変えながら駆け出して来る。

「好文!
夏海先輩は、俺達に任せろ!!」

「わかった!」

照明と光輝が海に入り、夏海さんの元へ泳ぎ出した。

俺は、砂浜に無事に着いて様子を見守る。

-照明視点-

「夏海先輩!」

「駄目、完全に意識がない」

俺と光輝は、先輩を両サイドで支えながら、砂浜に向かって泳いだ。

◇射手座島・砂浜◇

-好文視点-

「夏海さん!」

照明達により、救出された夏海さんに呼びかけるが、意識がないままだった。

「とにかく、更衣室に運ぶぞ!」

「話は、それからだよ!」

「うん…。」

俺は、目を覚まさない夏海さんをお姫様抱っこをして、照明達と一緒に更衣室へ向かった。

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