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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

それから、琥珀君は普通に僕と好文君と会話が出来るようになる。

観覧車から降りる頃には、琥珀君はすっかり緊張する事も完全になくなっていた。

そうそう、言い忘れてたけど。

珊瑚君の相談内容は、琥珀君への片想いについて。

この日は、JR大阪駅で解散となった。

そして、次の週の月曜日の放課後。

いよいよ、プールで泳げる時がやってくる。

◇花音学園1階・水泳部の部室◇

「先輩達、こんにちはです」

「ちわーっす!」

僕と珊瑚君が、元気良く部室に入って来る。

「2人共、いよいよだね!」

「2人の泳ぎも楽しみだなー♪」

「夏海先輩達と、どっちが速いか見物だな!」

「あぁ、早く泳ぎたい!」

テンション上がる僕達先輩組。

「琥珀、楽しみだな♪」

「うん!」

琥珀君と珊瑚君も、テンションが上がったみたいだ。

水着に着替えて、僕達水泳部のメンバーはプールサイドへ向かう。

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