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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第2章 ~夏海と新入部員達~

◇花音学園・屋上◇

「夏海先輩、こっちです!」

昼休み、弁当と水筒を持って屋上に行くと、好文君達が先に着いていた。

「お待たせ」

水泳部4人の昼飯タイムが始まった。

「3人は、どこから来てるの?」

「俺は、JR大阪駅からです」

僕の質問に、先ずは好文君が答えた。

「僕も、JR大阪駅からだよ~」

「嘘っ、まじっすか!?」

「うん」

好文君は、僕と同じ駅から来ていることに驚いている。

「照明君と光輝君は?」

「俺と光輝は、JR鶴橋駅から徒歩で通ってるっす」

「1駅の距離ですし、徒歩だと交通費不要ですしね」

JR鶴橋駅かぁ。

駅構内にある、ブックオンはたまに利用している。

「夏海先輩
俺達同じ駅から来てるわけですし、明日からは待ち合わせて一緒に行きませんか?」

「うん、良いよ」

1人で登校するより、誰かと一緒だと暇潰しや退屈しのぎになる。

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