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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第2章 ~夏海と新入部員達~

「でも、さっきみたいに長く抱き締められると、苦しくなるから程々にお願いね♪」

「夏海先輩~!」

嬉しさのあまり、俺は再び抱きつこうとした。

「好文君、Sit Down!」

「はい!」

俺は、近くにあった椅子に素早く座る。

「まるで、犬と飼い主だな」

「だね」

俺と夏海先輩のやりとりを見ながら、照明と光輝がそう話していた。

-夏海視点-

「そういえば聞くの忘れてたけど
3人の専門種目なに?」

「俺は、バッタ(バタフライ)です」

好文君は、バッタか。

「俺は、ブレ(平泳ぎ)っす!」

照明君は、ブレね。

「僕は、バック(背泳ぎ)です」

光輝君は、バック…てことは。

「僕は、フリー(クロール)だから見事にかぶってないね~」

4人それぞれ、専門種目がバラバラで良かった。

まるで、某水泳アニメみたいだ。

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