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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第3章 ~亀裂と和解から生まれる愛の告白~

◇花音学園6階・屋上のドアの前◇

-夏海視点-

「…。」

僕は、こそっと離れて教室に戻った。

◇花音学園・屋上◇

-光輝視点-

「そろそろ、教室に戻ろうよ」

「そうだな!」

「おう」

僕達は、屋上のドアに近付く。

「あれ?」

ドアが少し開いてる…。

確か、屋上に来た時にちゃんと閉めたんだけど…。

「光輝?」

「どうしたー?」

「ううん、何でもない」

…なるほどね。

僕達は、屋上を出て教室に戻った。

それから、5時間目と6時間目の授業が終わる。

終わりのHR後、放課後が訪れて部活の時間がやってくる。

◇花音学園1階・水泳部の部室◇

-夏海視点-

「はぁ…。」

とうとう、部活の時間がきてしまった。

楽しみのプール掃除の筈だったのに、今は好文君に会うのが気まずいなぁ…。

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