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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第3章 ~亀裂と和解から生まれる愛の告白~

体操着に着替え、好文君達を待っていると部員のドアが開く。

「先輩、こんちゃーっす!」

「夏海先輩、こんにちは!」

「2人共、部活前から元気だね」

照明君と、光輝君が部室に入って来た。

「夏海先輩、こんにちは…。」

「好文君、今日も頑張ろうね…。」

ぎこちなくなりながらも、言葉を交わす僕と好文君。

「僕は、先にプールサイドに行って波風先生と準備しとくから、部室の鍵よろしくね」

そう言い残し、僕は部室を出て行く。

ー好文視点ー

「……。」

良かった、ぎこちないけど喋ってくれた。

◇花音学園1階・プール◇

ー夏海視点ー

「全員揃ったね」

「「「「はい」」」」

波風先生が、僕達部員が全員いるのを確認する。

「プールの水は抜いてあるし
先ずは、プールサイドを掃除する側と、中に入って掃除する側を二手に分けるよ」

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