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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第4章 ~告白の返事と青島家のお泊り~

お預けを宣告され、僕に抗議する好文君。

「いや、ほらココ外だし」

「それなら何で、キスしたんですかー!?」

「いやぁ、つい」

そんな理由で納得してくれる筈もなく、好文君は文句言いたげな表情をしている。

「もう~!
その代わり、家に行ったらいっぱい抱きついたりイチャつきますからね」

すぐに笑顔を向けると、好文君は家の中に入って行く。

「とりあえず、食料の買い出しと部屋の片付けしないと」

僕は、家に向かって再び歩き出した。

◇青島家2・夏海の部屋◇

「終わった~」

好文君と別れて、1時間が経つ。

家に帰った僕は、親からもらったお金で夕飯の買い出しに行き、自分の部屋の片付けを終わらす。

◇青島家1階・玄関◇

-夏海視点-

「もうすぐかな」

玄関前で待っていると、インターホンの音が鳴ってドアを開ける。

「夏海さーん♪」

「好文君、いらっしゃい」

「お邪魔しまーす♪」

僕と好文君は、2階の僕の部屋に向かった。

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